小川 日南
「妖怪さがしに燃える大学院生」
はじめまして!静岡大学大学院の小川日南です。
静岡県静岡市の出身です。
現在は、地域に伝わる妖怪の伝説から「防災」の教訓を見つける研究をしています!
ワーク
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あなたの今(またはこれまで)の仕事や活動の内容や、きっかけを教えてください
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私は大学院で、小学校の先生になるための勉強をしながら、「防災妖怪学(ぼうさいようかいがく)」という研究に取り組んでいます。これは、昔から地域に伝わる「河童(かっぱ)」や「大蛇(だいじゃ)」などの民話と、地震や洪水などの災害の歴史を結びつけて、防災に役立てようとするものです。
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仕事や活動をする上で、どんな学びや経験・体験が役立っていますか?
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昔の人たちは、自然のこわさを「妖怪」の話に例えて伝えてきたことに興味を持ちました。そこで静岡県の伝説を調べるために、実際に地域を歩いて話を聞いたり、本を読んだりして、「妖怪と災害にはつながりがある」ということを学びました。
こうしたこうした活動では、「国語」で学んだ「自分の考えを伝える」力や、「地理」で学んだ「ハザードマップの読み方」などがとても役立っています。人に話を聞くことや伝えたいことを自分の言葉でわかりやすく話すことも、大切な力だと感じました。

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仕事や活動に関してエピソードなどがあれば教えてください
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私の研究をもとに、防災紙芝居『なんかようかい?ぼうさい妖怪!?』を作りました。妖怪たちが災害の危険についてわかりやすく教えてくれるんです!そして、静岡市の図書館で小学生向けに防災講座を企画しました。子どもたちやお母さんたちの反応も良く、嬉しかったです☻

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仕事や活動で、将来実現したい具体的な目標や夢を教えてください
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大学院を卒業した後は、アナウンサーとして働きながら、地域の人たちと協力して、防災の役に立つ仕事をしたいと思っています。昔の人たちが残してくれた災害の教えや、いま地域で防災を頑張っている人たちの思いを分かりやすくていねいに皆さんに伝えていくのが目標です。
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将来の進路について悩(なや)んだり迷ったりしたときにどうやって決めましたか?
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私は大学院生の時に、このまま試験を受けて小学校の先生になるか、本当はチャレンジしてみたいアナウンサーを目指すか悩みました。そこで私は「やらない後悔よりやった後悔!」で決めました。今アナウンサーに挑戦しなかったら、先生になった後、テレビを見る度に「あの時アナウンサーの試験を受けていれば…」と後悔するかもしれない。逆に、アナウンサーへの挑戦が失敗したときは先生として頑張る!と割り切れたのでアナウンサーの試験に挑戦しました。テレビ局を何十社も受験して1社受かり、卒業後はアナウンサーになります!
ライフ
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小中学生のころはどんな子どもでしたか?
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小学校4年生くらいまでは引っ込み思案な性格で、人と話すのが少し苦手でした。学校が終わると、すぐに一人で家に帰るような、ちょっと内気な性格でした。
でも、小学校5年生の時に、3つ下の妹にさそわれてミニバスケットボールクラブに入ったことがきっかけで、友達が増えて、だんだんみんなと話せるようになりました。声も大きくなって(笑)、明るく元気な性格に少しずつ変化していきました。
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小中学生のころ、好き(あるいは得意)だった教科・活動・遊びは何ですか?
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国語、絵を描く、本を読む、音楽、ギターを弾く(中学生から)
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好きなことや趣味(しゅみ)、ハマっているものについて、熱く語ってください
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ギターをひきながら歌うことが大好きです!中学2年生のときに、押し入れの中からお父さんが昔使っていたギターを見つけて、部活が終わったあと、家でこっそり練習しはじめました。「YUI(ゆい)」というシンガーソングライターにあこがれて、いろいろな曲をひいていると、あっという間に1〜2時間たってしまうこともあるくらい、すごく夢中になっていました。
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いま熱く語っていただいたことについて、エピソードがあればお願いします
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大学生になってから、思いきって小さなライブハウスでギターの弾き語りを始めました。そのころには、自分で歌の歌詞やメロディも作れるようになっていました。
大学の先輩にも手伝ってもらいながら、自分の歌を入れたCDを作って、ライブに来てくれたお客さんに販売しました。なんと100枚以上もCDを買ってもらえて、とても嬉しかったのを今でもよく覚えています!

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人と向かい合うときに大切にしていることはなんですか?
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「桜梅桃李(おうばいとうり)」という言葉があります。
桜は桜、梅は梅、桃は桃、李(すもも)は李。
花の形はちょっと似ていても、それぞれちがった美しさがあって、どれも素敵です。
人もそれと同じで、人とくらべたり、うらやましがったりするのではなく、
自分だけのよさを大切にして、自分らしく輝いて生きていけばいいんだ、という意味です。私はこの言葉を大事にして、「自分らしさ」や、出会った人とのご縁(えん)を大切にしながら、毎日を過ごすようにしています。
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これからも大切にしたい生き方の指針(モットー)は何ですか?
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「100万マイルの旅も一歩から」
これは、私が作った歌の歌詞のひとつです。20歳の誕生日に母から手紙をもらいました。そこには、こんなことが書いてありました。
「人生は一度きり、自分で何色にでも、いつでも塗りかえられる。真っ白でも、バラ色でも虹色にでも…。止まるのも、つき進むのも、自分で舵(かじ)を取るのだよ!」
何かをやろうとしても、「やっぱり無理かも」「自分にできるかな」と思ってしまうことがあります。でも、そんなときこそ、自分の心の奥にある”本当の気持ち”を聞いてみて、怖くても一歩踏み出すことを大切にしています。
閲覧してくれているみなさんへのメッセージ

私は、小さいころから歌うことが大好きで、中学生の時は「シンガーソングライターになりたい!」とひそかに夢見ていました。でも、その夢を人に話すのが恥ずかしくて、だれにも言えませんでした。
そんな私がずっと大切にしてきたのが「伝えること」。言葉の力で、誰かの心を動かしたり、元気にしたいと思っていました。
そして、大人になるにつれて、私の夢は少しずつ変わっていきました。シンガーソングライターから、小学校の先生、そして今はアナウンサーになるために頑張っています。
みなさんは今、どんなことが好きですか?
どんな時に「楽しいな」「幸せだな」と感じますか?
今すぐに夢を見つけなくても大丈夫です。夢は途中で変わってもいいんです。
あなたが笑顔になること、素敵な人や場所に、これからたくさん出会っていってくださいね!




小川さん、こんにちは!
アナウンサー試験に挑戦した時、「何十社も受験」したという行動力(得意なことへの情熱)がすごいです。自分の長所や得意なことが結果につながらないことや時期があっても、「これで合ってる」と信じて挑戦し続けるためのモチベーションをどう保ちましたか?