岸 信
「人生が変わった!ボランティア伝道師」「笑顔をあつめる しあわせクリエイター」
「150歳まで生きる男!」
スポーツボランティアをこよなく愛する、岸マコト、通称 “きっしー” です!
大阪生まれ、小学3年生でボランティアデビュー。
ボーイスカウトで学び、中学から32歳まではラグビーに夢中、
34歳からはバスケ指導、今は世界を飛び回る審判員!
「スポーツを支える人」ってカッコいいって知ってる?
プロバスケの裏側で学んだことを、いろんなスポーツに広げたくて、
スポーツボランティア関西っていう団体まで作っちゃいました!
ボランティアで出会った人、経験、感動…
全部が、僕の人生を変えてくれたんです。
今では『やりたいことはできること』で
毎日、笑顔とワクワクがあふれる人生を歩んでます。
ギネス記録に挑戦中の150歳まで生きる予定のきっしーが、
みんなに「人生を変えるボランティアの話」で人生を楽しむヒントになればと思います
ワーク
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あなたの今(またはこれまで)の仕事や活動の内容や、きっかけを教えてください
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ボランティアをはじめたきっかけは、地元・兵庫県西宮市にプロバスケットボールチームができたことでした。
そのころ、私は小学生のバスケチームのコーチをしていて、「これはチャンスや!」と思って、プロチームのボランティアに参加しました。気づけば、そのチームで7年間も活動していました。
活動のなかでは、できないことや、しんどいこともたくさんあったけど、仲間と力を合わせて乗りこえました。
選手が本気でプレーする姿、お客さんの楽しそうな笑顔…。
それを見て、「もっとバスケ(スポーツ)の魅力を広めたい!」と思うようになりました。
そこで、スポーツを支えるボランティアの仲間を増やすために、「スポーツボランティア関西」という団体を立ち上げました。
いまは、いろんなスポーツを応援したり、ボランティアの魅力を伝える活動をしています。

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仕事や活動をする上で、どんな学びや経験・体験が役立っていますか?
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ボランティアって、すごくあたたかくてステキな人がたくさん集まってる場所です。
最初は「誰かの力になりたい!」って気持ちだけで参加したけど、できないことにも何度もぶつかりました。
でも、仲間と相談しながら何とか乗りこえていくうちに、気づいたら毎回が「初めてのチャレンジ」で、自分でもびっくりするくらい成長していました。
ボランティアでは、いろんな人と出会い、たくさんの考え方を知ることができます。
そのなかで、知識も、経験も、人とのつながり(人脈)もどんどん増えていきました。
「やりたい」と思ったことが「できること」になり、目標がどんどん実現していくようになったんです。
今では、毎日が笑顔でいっぱい。
実はちょっと怒りっぽかった私も、ボランティアを通して、笑顔で過ごせるようになりました。

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仕事や活動に関してエピソードなどがあれば教えてください
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実は、私が会社員だったころ、心の病気になってしまって、仕事に行けなくなったことがありました。
「自分なんか役に立たない」「いないほうがいいんじゃないか」って、本気で思うくらい、つらい時期でした。
そんなときに、熊本で大きな地震が起きました。
会社から1週間ボランティア休暇をもらって、一人で車を運転して熊本へ向かいました。
そこで、ガレキに埋まって助けられた人の家を撤去したり、朝早くや夜遅くにプロバスケの選手といっしょに炊き出しをしました。
活動のあいだも何度も余震があって、瓦が落ちてくる危ない思いもしました。
でも、その中で「ありがとう」と何度も言ってもらって、「自分は人の役に立っている」「ここにいていいんだ」って思えたんです。
そのとき、自信を取り戻して、心から笑えるようになりました。
だから、私は思います。
ボランティアには、人を助けるだけじゃなく、自分を救ってくれるすごい力があるんだって。
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あなたの仕事や活動で誇(ほこ)りに思うこと、やりがいや面白いと感じることは何ですか?
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私が一番うれしくて、誇りに思っているのは、ボランティアの力で「その場の空気」が変わることです。
イベントや大会の現場には、いろんなプロフェッショナルなボランティアが集まってきます。
みんな、仕事や学校とはちがう場所で、それぞれの得意を活かして支えてくれます。
ときには困難なこともあるけど、どんな場面でも力を合わせて乗りこえて、
「やりたいこと」を「実行できること」に変えていく姿は、本当にかっこいいです。
そんなボランティアがいることで、
選手は最高のプレーができたり、お客さんの笑顔があふれたり、
「この日が特別な1日になる」――そんな瞬間をつくることができるんです。
そして何より、ボランティア仲間も、心から楽しそうに活動しているのがうれしい。
協力しながら悩んで、笑って、成長していく。
やりたいことができるから、みんな輝いているんです。
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今、一番がんばっていることは何ですか?
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いま一番がんばっているのは、「スポーツボランティア関西」の約470人の仲間たちが、笑顔で楽しく活動できる場所をつくることです。
そしてもうひとつ。
「スポーツを支える人=ボランティア」の必要性や魅力を、もっとたくさんの人に知ってもらうことにも力を入れています。
ボランティアがいるからこそ、スポーツの大会やイベントはスムーズに進みます。
選手が全力を出せるのも、お客さんが楽しく応援できるのも、支える人たちの存在があるからこそ。
そんな“縁の下の力持ち”たちが、誇りをもって活動できるように。
もっともっと、笑顔が広がるように。
それが、私の今の一番のチャレンジです!
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仕事や活動で、将来実現したい具体的な目標や夢を教えてください
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私の将来の目標は、
「スポーツボランティアで、地域がみんなで助け合う社会をつくること」です。
最近は、近所の人と話さなかったり、困っていることをひとりで抱えてしまったりする人が増えています。
でも昔は、隣の人が「大丈夫?」って声をかけてくれるような、あたたかいつながりがありました。
スポーツボランティアの活動は、そんな人と人とのつながりをもう一度取りもどせる力があると思っています。
だれかが「ちょっと困ってる」ときに、自然と「手伝おうか?」って声をかけられる。
「助けて」って言っても、ちゃんと受け止めてくれる人がいる。
そんな社会をつくるのが、ぼくの目標です。
スポーツを通じて、笑顔と優しさがあふれる地域。
ひとりぼっちをつくらない地域。
それを、ボランティアの力で実現したいと思っています。
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これまでの失敗や挫折(ざせつ)体験などを教えてください
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私の人生、正直に言うと失敗だらけです。
若いころは、いつも「自分が一番正しい」と思っていて、人の話をちゃんと聞かず、
自分の意見を押しつけて、気づかないうちにまわりの人を傷つけたり、悲しませたりしていました。
人を好き嫌いで判断したり、外見や第一印象だけで決めつけてしまったり、
今思えば、「なんでそんなことしてたんやろう」と思うことばかりです。
でも実は、私自身も社会人になってから、見た目だけで判断されたり、面接で何度も落とされたりして、すごく悔しい思いをしてきました。
その経験から、「人を見た目やイメージだけで決めつけたらあかん」って、本気で思うようになったんです。
そして、ボランティア活動を通じて、いろんな人の気持ちに寄りそったり、
「違う考え」を受けとめることの大切さを、少しずつ学びました。
失敗はつらいけど、それを振り返って変わっていくことができれば、
きっとそれは、「意味のある失敗」成長になると信じています。
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将来の進路について悩(なや)んだり迷ったりしたときにどうやって決めましたか?
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私は、勉強があまり得意じゃなかったので、正直に言うと、選べる進路はそんなに多くありませんでした。
でも、ひとつだけずっと続けてきたものがありました。それが、ラグビーです。
小さな頃から大好きで、ずっと全力で打ちこんできた。
だからこそ、「ラグビーを続けたい」「スポーツを通じて成長したい」という気持ちを信じて、進路を決めました。
たとえ選択肢が少なくても、「自分がやりたいこと」「好きなこと」にまっすぐ向かって進めば、後悔はしないと思っています。
誰かに決められた道ではなく、自分で選んだ道こそ、きっと「自分の進むべき道」になるはずです。
だからみんなも、迷ったときほど、自分の気持ちに正直になってみてください。
夢や希望は、成績や偏差値だけで決まるものじゃない。
自分で選んだ一歩を、大事にしてくださいね。
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あなたの一日の流れを教えてください
時間
やること
6:00
起床
7:00
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16:00
仕事
17:00
|
19:00
トレーニング
20:00
食事
22:00
SNS(ワクワクタイム)
24:00
就寝
ライフ
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小中学生のころはどんな子どもでしたか?
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小学生のころは、とにかく元気いっぱい!
サッカーをやったり、友達と野球したり遊んだり、料理にもチャレンジして、水泳もやってました。
それにボーイスカウトにも入っていて、いろんな自然体験や地域活動もしていました。
でも、実はいじめられたこともあって、ちょっと悲しい時期もあったんです。
中学生になってからは、ラグビー部に入り、どんどんやんちゃに(笑)
体も心も強くなってきて、友達もたくさんできました。
生徒会長にも立候補して、体育祭で「校旗を持って行進したい!」って夢をかなえたり、
いつも全力で、毎日がイベントみたいな楽しい生活をしていました。
でも元気すぎて、よく先生にしかられて教室の外に立たされたり、2時間目には早弁してた記憶も…(笑)今思えば、失敗もあったけど、「全部が楽しい思い出」になっています。
曲がったことは嫌いで、まっすぐに走ってた、そんな子どもでした。
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小中学生のころ、好き(あるいは得意)だった教科・活動・遊びは何ですか?
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一番得意だったのは、やっぱり体育!
ラグビーや水泳をやっていたこともあって、体力にはめちゃくちゃ自信がありました。
マラソン大会では優勝したこともあるんですよ!
でも実は、家では料理や手芸も好きでした。
これは母の影響で、小学生のころからお手伝いをするのが当たり前だったので、自然と好きになっていったんです。
外では、木に登ったり、川で泳いだり、自然の中で遊ぶのが大好き!
とにかくじっとしてるのが苦手な、元気爆発な子どもでした(笑)
そして中学2年生からは、新聞配達のバイトも始めました。
朝早く起きるのは大変だったけど、「自分で稼ぐ」っていう経験がすごく新鮮で、ちょっと大人になれた気がして嬉しかったのを覚えています。
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好きなことや趣味(しゅみ)、ハマっているものについて、熱く語ってください
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今私が一番ハマっているのは、
「人の気持ちを理解すること」です。
人って、生まれた国や育った環境、文化や考え方がちがえば、
ものの見え方や感じ方も全然ちがってくる。
障がいのある人、年齢のちがう人、それぞれに“その人の見えてる世界”がある。
たとえば誰かが怒ってたら、
「なんで怒ってるんやろ?」ってその人の立場に立って考えると、
「あ、そういう理由か!」って新しい発見があるんです。
それが、めっちゃおもしろい!
ぼくは最近、こう思ってます。
「変」って、最高のほめ言葉。
人とちがう考え方ができるってことは、誰よりも成長できるってこと。
そして、誰よりも人生を楽しめるってこと。
人を知れば知るほど、自分も成長できる。
だから今、私は「人を理解すること」に夢中なんです!
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いま熱く語っていただいたことについて、エピソードがあればお願いします
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昔、職場に「できれば一緒に働きたくないな…」って思ってた先輩がいました。
年上で、いつも不機嫌そう。仕事もなんだかやる気がなくて、人の悪口ばっかり。
みんなが「ちょっと変な人やな…」って距離をとっていたような存在でした。
でもある日、その先輩が仕事中に出てきたネズミをつかまえて、
まるでペットみたいに大切そうに可愛がってたんです。
その姿を見て「えっ、あの先輩が!?」と驚きました。
それから少しずつ話すようになって、ある日、職場の別の先輩が亡くなった時に
その“ちょっと変な”先輩とゆっくり話す時間がありました。
すると出てきたのは、ものすごく優しくて、情にあつい気持ち。
「実は職場の空気が悪くて、自分を守るために強がってた」と本音を話してくれました。
それを聞いてから、ぼくの心はガラッと変わりました。
「変に見える人って、実は深い優しさや事情を持ってるんだ」
それ以来、人を見た目や第一印象で判断せず、相手のことを知ろうとすることで、毎日がすごく楽しくなったんです。
「変」は、個性。
知らない考え方を学べるチャンス。
そして、人を理解するって、めっちゃおもしろい!
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人と向かい合うときに大切にしていることはなんですか?
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私が人と向き合うときに大切にしているのは、
「まず相手を受け入れて、知ろうとすること」です。
人は、見た目や言葉だけじゃわからないことがたくさんあります。
だから、すぐに決めつけたり、判断するんじゃなくて、
まずは話してみる。聞いてみる。相手のことを知ろうとする。
たとえば、「変な人やな」と思った人も、話してみたら実はすごく優しかったり、
「苦手かも」と感じた人も、意外と自分と似てる一面があったりするんです。
会話って、その人の世界を知るための扉。
一歩踏み出して「話してみよう」「聴いてみよう」とすることで、
世界がどんどん広がって、自分の心も豊かになります。
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「絶対にこれだけはしない!」と心に決めていることを教えてください
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私が「これだけは絶対にしない」と決めていることがいくつかあります。
人を否定しないこと。
どんな考えでも、まずは「そう思うんだね」って受けとめるようにしています。
正しさは人の数だけあるから、すぐに否定するのはもったいない。
人を裏切らないこと。
信頼は一度失うと取り戻すのがすごく大変。だから、ウソをつかない、約束は守る。
お金は貸さないこと。
「貸す」とあとで関係がこじれやすい。だから、渡すときは「これ、あげるね」と渡します。
その方がお互いに気持ちよくいられる。
人に迷惑をかけないこと。
自分がされたらイヤなことはしない。どんなに小さなことでも「相手の立場」で考えるようにしています。
これらは全部、「人とのつながり」を大切にしたいからこそ決めた、私のルールです。
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もし過去に戻れるとしたら、やり直したい、あるいはやってみたいことはありますか?
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過去に戻りたいとは思いません。
なぜなら、失敗も後悔もぜんぶ「今の自分」をつくってくれた大切な経験だから。
つらかったことも、間違えたこともあったけど、
そのたびに人に助けられたり、自分で気づいたりして、少しずつ前に進んできました。
だから今は、過去をやり直すより、「これからどう生きるか」を大切にしています。
変えられない過去より、変えられる明日に目を向けて、毎日を楽しんでいます。
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新たにチャレンジしてみたいことはありますか?
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常にチャレンジャー!知らないこと全部知りたい(笑)
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これからも大切にしたい生き方の指針(モットー)は何ですか?
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『やりたいことは、できること。』
やりたい!と思った気持ちは、
もうすでに「できる力」が自分の中にある証拠。
失敗してもいい。回り道でもいい。
それでも進みたいと思える道なら、きっと自分を成長させてくれる。
だから私は、これからも
人生を思いっきり楽しむことを大切にして生きていきます!
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生きている間に「これだけはやっておきたい」ことを教えてもらえますか?
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本だけでなく、世界にはいろんな国や文化があって、
その中で「スポーツを支える人たち(=ボランティア)」がどんなふうに動いているのかを見て、感じて、学びたい。
そしてその学びを、また日本や未来の子どもたちに伝えていきたい。
世界とつながることで、自分ももっと成長できるし、社会も変えられると信じてます。

閲覧してくれているみなさんへのメッセージ

今、学校がしんどかったり、自分に自信が持てなかったり、進路に悩んだり
「なんでこんなことしなきゃいけないんやろ?」って思う日もあるかもしれません。
でも、考え方ひとつで、見える景色ってガラッと変わることがあるんです。
実は、「もうイヤや…」って思った時こそ、成長するチャンスなんです。
私も、たくさん失敗して、落ち込んで、自信をなくしたこともありました。
でも、たくさんの人に出会い、支えてもらいながら進んできたから、
今こうしてボランティアの魅力に出会い、人生を楽しんでいます。
勉強が苦手でも、運動ができなくてもいい。
「これやってみたい!」って気持ちを大事にして、一歩踏み出してみてください。
自分だけの小さな世界に閉じこもらず、
いろんな人の考えや生き方に触れてみてください。
行動すれば、きっと新しい景色が見えてくるはずです。
そして、いつでも相談してくださいね。
あなたの味方は、きっといます。




岸さん、はじめまして。
読んでいると、自分の中にはない感覚みたいなのがたくさんあって、驚いています。仕事以外の時間を誰かのために使うことは、なんとなくもったいないと思いますが、自分の時間を使う価値があるのかなと思いました。
自分の中に無い感覚!その感覚に共感してもらえて嬉しいです。その感覚が凄く楽しくて知らない出来事や経験ができて成長できから毎日が楽しいです。人のためでなく自分のために行動することで人の役にたっているんですよ!自分の価値高めてくださいね
勉強と部活との両立をどうやったらいいですか
すごく楽しい人生ですね。
150歳まで生きるのがんばってください。
嫌なことがあったときや失敗をしたときにはどんなことをしますか?どうしたら立ち直ることができると思いますか?
岸さん、はじめまして。
小、中学生からずっと「自分」の軸ややりたい事、夢があって、とてもいいなと思います。岸さんはそういった物をどうやって見つけましたか?ずーっと続けられる、自分にとって楽しい事。何がきっかけでそれに出会う事が出来たんでしょうか。私の今の参考にしたいです。
岸さん、はじめまして!岸さんの文章を読ませてもらいものすごく感激を受けました!。特に岸さんが言っていた選択肢が少なくても自分のやりたいことにまっすぐ進めば後悔しないと思ってる。その言葉を聞いたときすごく自分は安心しました。自分は今中学2年生なんですが、小学校2年生から6年生まで野球をしていました。中学校に入って、最初の一週間くらいは野球チームに入ってたんですが、中学校の仮入部で卓球をしたんですがその時にものすごく卓球が楽しくて正直言うと野球の楽しさより卓球の楽しさのほうが勝ってしまい自分は野球チームをやめ、卓球部に入る決断をしました。今までは「本当にこの決断が良かっのか」と内心思っていましたしかし、岸さんのやりたいことをやればいいという言葉を聞き初めて「自分はこの決断で良かったんだ」と思えました。これからもこれで合ってるのかと思うときには、岸さんの言葉を思い出し前に進んでいきたいです。これからも頑張ってください!