村井 瞳


80か国を旅した国家公務員ママ


80か国以上に行ったことのある、文部科学省で働いているちょっと変わった国家公務員です。これまで、道徳や総合的な学習の時間についてや、学校給食の食物アレルギーに関する業務、児童の権利条約の仕事などを経験し、今は教育に関するいろいろなデータを集めて、国際機関であるOECDと一緒に統計データ集を作っています。保育園児の子供がいます。外国とは縁のない、地方の県立大学に通っていましたが、大学3年生の時に憧れのイギリスに留学してから、一人で色々な国に旅行しまくりました!さらに、アラブ首長国連邦(中東の石油産出国でドバイがある国です!)やアメリカにも住んだことがあります。

ワーク

時間

やること

7:30

起床・家事

8:30

家を出る

9:30
|

問合せ対応

海外の学校では1クラス何人ですか?先生のお給料は日本と比べて安いか高いかのデータはありますか?といった、省内の他の部署からの電話問合せに対し、データ集のどのページに載っているかを紹介。

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12:00

事務処理

先週回答した教員についての調査について、国際機関の担当者から問合せのメールが届く。日本の教員採用制度がどのようなものなのか、4月に一斉に新社会人が会社入社するという海外にはない習慣と合わせて、解説する返信メールを英語で作成し、送信。

12:00
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13:00

夫が作ってくれたお弁当でランチ

13:00
|

17:00

事務処理

国際機関から届いた英語の調査を日本語に翻訳。大学に関する調査だったので、外国と日本の大学の制度の違いについて補足した上で、省内の高等教育局の担当者に回答を依頼。

18:00

保育園に息子のお迎えお迎え

18:30

帰宅、夕食、家事、など

21:00

子どもを寝室へ

22:00

就寝

ライフ

小中学生のころはどんな子どもでしたか?

決してクラスの中心という感じではなく、どちらかといえば地味なグループでしたが、児童会役員に立候補するなど、積極的な性格でした。落ち着きはなく笑、思い立ったら行動!というタイプだったように思います。

小中学生のころ、好き(あるいは得意)だった教科・活動・遊びは何ですか? 

英語

好きなことや趣味(しゅみ)、ハマっているものについて、熱く語ってください

旅行が好きで、安い飛行機や宿を見つけて、自分で旅程を考えて、世界各国を旅行しています。

大学生のころは、一人で小さいキャリーを引いてホステルの相部屋に泊まり、ヨーロッパや南米北米のほとんどの国を回りました!
アフリカも11か国、中東も各国訪れ、世界遺産を回ったり美術館に行ったり、またダイビングなどもしています。
日本国内も色々周り、島が好きなので小笠原に船で1日かけて行ったり、御蔵島で野生のイルカと泳いだり、五島列島にも行っています。

また、中学生の時から好きなバンドがあり、行けるだけのライブに行っています!高校生の頃は軽音部でギターを弾いていました。

リアル脱出ゲームも大好きで、そのために宮古島に行ったり、旅先で開催されているものに参加しています。自分の結婚式でも謎解きをしました!

いま熱く語っていただいたことについて、エピソードがあればお願いします

国際系の仕事をしていて英語が喋れるというと、帰国子女なのでは?と思われるのですが、
家族や親せきに海外に縁のある人はおらず、日本の中学校と高校で英語を勉強しました。初めての海外は、高校の時に参加したオーストラリアでのホームステイです。
ハリーポッターなどのイギリスのお話が好きで、英語は得意科目だったので、大学は英文科に進学しました。
ちょうど大学に入学するときに愛知で万博が開幕し、通期パスを買って全ての国のパビリオンを回りました!その後、イギリスに留学したことをきっかけに世界中を一人で回り始めるのですが、行く先々で、これ知ってる気がする…!見たことがある!というものがあったり、パビリオンで聞いた話を思い出しながら名所を回ったり、万博が旅行の予習になっていたなと思いました。

珍しい行き先は
リビア:革命の前でしたが、砂漠の下に埋まっていた状態のよいローマ遺跡があり、壮観…
エチオピア:火山に登り、火口のマグマを見てきました!火山岩だらけの山肌にマットレスを敷いて寝ました笑
UAEやクウェート:真夏は50度になるので、外を歩けません!
イースター島:モアイのある島です!

人と向かい合うときに大切にしていることはなんですか?

自分の常識は相手の常識ではない、
「あなたは女性だから」「ママだから」などの言葉で自分を縛らない、とらわれない。

「絶対にこれだけはしない!」と心に決めていることを教えてください

やらない後悔!あなたはこうだから、と上限を決めてしまうこと。

もし過去に戻れるとしたら、やり直したい、あるいはやってみたいことはありますか? 

大学受験で、女の子だからそんなに勉強しなくても、無理しなくても…と親に言われ、手が届くかもしれなかった大学にチャレンジしなかったので、戻ってがんばりたい!
偏差値で決めることがいいわけでもないですし、卒業した大学で得られたこともありましたが、自分で決めなかったことでずるずると引きずり…
もやもやした気持ちがぬぐえず、編入試験まで受けました(が、これを勉強したいから編入したい!という動機ではなかったので、当然受からず)。
戻ってその大学に行きたいというより、気持ちよく玉砕したいという気持ちです。
ただ、完全には晴れないもやもやがあることが、その15年後に子連れで大学院に留学する原動力になった気もします。

生きている間に「これだけはやっておきたい」ことを教えてもらえますか?

ガラパゴス諸島に行きたい!

閲覧してくれているみなさんへのメッセージ

外国と縁のない家庭で育ち、地元の公立大学に行き、学校の先生になろう…と思っていたはずでした。
両親は大学卒ではなかったため、家族にとって初めてのことばかり。反対されることも多かったし、同居していた祖父母とはイギリスで働くと決めたときに大ゲンカしました。
何を知らないのかもわかっていなかったのですが、家族以外の色んな人に話を聞いたりして、勢いで突き進んだ結果、地元の大学を卒業して東京に引っ越し、欧米や中東に住み、ママになり、子供と一緒に34歳でイギリスの大学院に留学し、中学生のころには予想もしていなかった未来になりました。

よく考えると、中学生の頃、国際的な仕事に憧れて、国連職員になるのが夢だ!と言っていたこともありました。壮大な夢だったし、叶うとも思っていませんでしたが、今、国連やOECDの会議場で、JAPANのプレートを前に日本の代表として英語で意見を述べていて、よく考えるとあの頃の夢が叶っているんだなと気づきました。

反対されることも多かったし、要領がよかったわけではないので回り道も多く、わざわざ大変な道を選ばなくても、もっと苦労しない人生もあったと思います。
でも、寄り道して色んな事をしながらここまできて、面白い人生だな、と自分で思います。

10年後20年後はどうなっているかなんて、今から考えてもわかりません!どんどん寄り道してみてください。そのうち、どこかにたどり着きます…

村井 瞳” に対して7件のコメントがあります。

  1. khaki004 より:

    村井さんのプロフィール、興味を持って読ませていただきました。
    私にはなりたいものがまだありません。
    でも村井さんは中学生の頃に国連職員という夢を見つけているのがすごいと思いました。
    あと私はロンドンに憧れがあるので、イギリスに留学されたことにもすごいと思いました。
    英語はかなり勉強されましたか?
    私も頑張らないとと思いました。

    1. 村井 瞳 より:

      こんにちは!
      夢は国連職員です!と言っていたものの、確かテレビか本で読んでそういう職業があることを知り、とりあえず夢はこれって言っとこうかなくらいで、正直に言うと具体の進路として考えていたわけではなく、プリンセスになりたいくらいの感覚でした笑。
      また、パディントンやピーターラビットやハリーポッターが好きだからイギリス行きたい!というのが留学のきっかけなので、実は留学動機も大してカッコよくないです笑
      お金もかかるんだし、ちゃんと学びたい分野を決めて、しっかり知識をつけてから留学しないと失敗する!と言う人もいましたが、そんな立派な志でなくても行けば何かしら得られるから、チャンスがあるなら行ってこい!と大学の先生に背中を押されて飛び出しました。あの時の先生には感謝しています。
      もともと英語は得意科目でしたが、帰国子女でもないし家族に英語が喋れる人がいるわけでもなかったので、大学ではクラスメイトとのおしゃべりを一人抜けて図書館に行くなど、留学という目標に向けて参考書や単語帳と向き合う日々でした。
      ロンドン、素敵ですよ~大好きな街です!ぜひ留学でも旅行でも、いつか行ってみてください!!私もまだまだ英語勉強しなくてはと思っているので、一緒にがんばりましょう!!

  2. rose010 より:

    村井さんこんにちは。グローバルな仕事に携わるためには語学力が必要であるということと、海外での留学や仕事などでたくさんの経験を積まれたことが現在の仕事につながっていることがよくわかりました。ありがとうございました。
     私は今はっきりとした夢や目標はありませんが、公務員の仕事に少し関心があります。また、大学生や社会人になったら海外のいろいろな所を旅行してみたいと思っています。もしかしたら今後、海外への留学や海外で働くことにも関心が出てくるかもしれません。
     そこで、お聞きしたいのですが、言葉や習慣などが違う世界に行くのは大変だと思いますが、海外への留学や海外で働くことを決められた理由はどのようなものでしたか?
    教えていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

    1. 村井 瞳 より:

      公務員の仕事に少し関心があるとのこと、うれしいです。
      留学のきっかけはあこがれが元で、読書が好きで、図書館にあったパディントンの本を全部読み、ちょうど中学生のころにハリーポッターが発売になったので、とにかく留学してみたい!!行くならイギリスがいい!!外国に行くってかっこいいよね…という、本当にそんな気持ちからでした。愛知県の小さな市で生まれ育ったので、留学して初めて地元を出たのですが、好奇心旺盛な私には、新しいことを知るのが毎日とても楽しかったです。
      言葉や習慣が違うことは大変ではありますが、その国の人から私は違う習慣を持っている外国人とみられるため、大多数の人と同じことをしなくても変な目で見られないというのがよかったなと思います。特にロンドンは外国人も多く、「人は人、私は私」という考え方を多くの人が強く持っているので、日本ではちょっと変わった子として見られていた私は、周りの目を気にせず伸び伸びと過ごすことができました。どんな服装や髪形をしていても、他の人と違う意見を持っていても、みんな違うことが普通という環境は居心地がよかったです。

  3. navy012 より:

    村井さん、はじめまして。
    80か国も行ったことがあるということにびっくりしました。
    お仕事で色々な国の人たちと教育のことを語り合ったり、外国で何年も暮らしたという経験から教えてほしいのですが、実際のところ日本の教育ってどうなんでしょうか?よその国ではもっとのびのびやらせてくれていたり、いじめとか不登校はなかったりするんでしょうか?
    他の国のいいところをどんどん取り入れていけば、僕たちはもっと楽しく学校に通えるようになるのかなって思ったりもします。
    よろしくお願いします。

    1. 村井 瞳 より:

      こんにちは!日本の教育は詰込み型で海外の教育の方がのびのびしている…という話はよく聞きますよね。
      ただ、海外の学校でも色々な問題があります。最近は外国の学校見学によく行くのですが、先月訪れたベルギーの学校でも不登校は多く、友達同士のトラブルをどうやって解決するか、先生たちがとても力を入れて考えていました。スクールカーストという言葉を日本でも聞きますが、スクールカーストはアメリカではずっと前からかなり深刻な問題で、いろんな事件も起きています。
      実は、外国の人には日本の学校はすばらしいと思われていることが多く、みんなルールを守っていてまじめで学力も高い!!ぜひ見学したい!と、わざわざ日本まで来る人もいます。
      じゃあ、日本の学校を見に来た人がみんないいと思ったところを取り入れているかというと、そうではありません。私が外国の学校を見てこれはいい!と思っても、日本で実際にできるのか、取り入れたらどうなるのかな?と考えると、外国と日本では、文化や習慣、人の考え方など、周りの環境が違うので、うまくいかないかもしれないなと思うことがよくあります。学校は閉じた世界ではなく、いろんな人や物がかかわっている世界だからです。
      でも、今の日本は昔の日本とも違いますので、新しいことを取り入れて、学校はどんどん変わっていく必要はありますし、実際にどんどん変わっています。私が過ごした学校と、皆さんの学校はもうだいぶ違っています。なので、私が見学した外国の学校の様子なども多くの人に共有して、みなさんが楽しく学校に通えるように、一人の大人としてこれからもがんばって仕事をしていきたいと思っています。

  4. blue707 より:

    村井さんに質問です。80か国はアジアですか?

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