西山 和季


「きょういく畑の自由人」


東京の下町で生まれ、平和な環境でぬくぬくと生きてきました。
千葉県で英語の先生をした後に、神戸のスタートアップ企業で働き、世界の教育を学ぶ旅を3ヶ月ほどし、教育系NPO法人やオルタナティブスクールで働きつつ、一般社団法人きみライトを運営しています。
娯楽は美味しいものを食べること、とにかく旅先のご当地名物を食べることに幸福を感じます。

ワーク

あなたの今(またはこれまで)の仕事や活動の内容や、きっかけを教えてください

「やりたいこととかないから。別に好きなものとかもないし」という一言を教員時代に高校生からもらった時、「まぁそうか」と納得する自分と「これでいいのか?」と思う自分がいました。
それだけがきっかけじゃないし、ほかにもたくさんの理由がありますが、あの時のモヤモヤはいまだに覚えています。

仕事や活動をする上で、どんな学びや経験・体験が役立っていますか?

文化祭が好きでした。お祭りの雰囲気が好きで、実行委員としてみんなで一緒にお祭りを作る経験をしました。でも振り返ってみるとお客さんはそんなに楽しんでなかったし、イベント自体はそれほど良いものではなかったんです。
よくよく考えると私はイベントを作ることが好きなのではなく、チームで一つのものを作ることが好きだったことに気づきました。この気づきを活かして今は団体運営をしています。

仕事や活動に関してエピソードなどがあれば教えてください

神戸のスタートアップ企業にいたときは8時から10時まで土日もなく働いていたことがありました。そのときはだいぶお疲れで、牛丼屋のガラス張りに顔から突撃して鼻血を吹き出したことがあります(なぜかそのガラスの壁を自動ドアだと思ってたのでそのまま直進しました)。その時店の中にいたお客さんの驚いた顔が忘れられません。働き方には気をつけようと誓いました。

あなたの仕事や活動で誇(ほこ)りに思うこと、やりがいや面白いと感じることは何ですか?  

関わる子どもたちが自分の想像もしていなかった面白いものを見せてくれた時、とてもワクワクします。
それは斜め上のアイデアだったり、見たこともない造形物だったり、大人顔負けの反論だったり、ちっぽけな私の想像を軽くひとっ飛びに超えてくる瞬間に言い表せない「面白さ」を感じます。

今、一番がんばっていることは何ですか?

大阪の子どもたちの学びの環境を変えることです。
日本の教育は本当に素晴らしい側面が多いです。ですが、子どもたちが幸せになるにあたりさらにできることはたくさんあると思います。
それを一番感じているのは子どもたち自身だと思います。
だからこそ、これから大人になっていく皆さんを含め多様な方と一緒に学びの環境を変えていきたいと考えています。

仕事や活動で、将来実現したい具体的な目標や夢を教えてください

子どもたちがワクワクしながら取り組めるものを見つけ、そのワクワクに従って行動できる環境を作りたいと考えています。

これまでの失敗や挫折(ざせつ)体験などを教えてください

数えきれないほどあるので基本的には忘れることにしていますが、、
好きな子に「大事な話がある」と言われて告白を期待していったら、他の男子の連絡先を教えて欲しいと言われ、告る前に振られたことがあります。
英検には5級から準1級まで合計で15回は落ちました。
就活で自己PRをしているときに、つまらなすぎたのか寝られたことがあります(もちろん落ちました)。
ビジネスメール文を3回連続で誤字ったこともあります(謝罪文で誤字り、その謝罪文でまた誤字りました)。
英語教員時代buyの過去形をbuyedと言って生徒に直されたことがあります。
そんな人生ですが結構楽しいです。

将来の進路について悩(なや)んだり迷ったりしたときにどうやって決めましたか?

自分がどういう人生を送りたいか、何にワクワクするかを軸に基本的には決めてきました。
でももちろん不安もあるので「その道を行ったとして最悪の場合どうなるんだろ?」と考えるようにしています。そうすると私の場合は大体「最悪でもそんなもんか」「また違う道に行けばいいか」となります。

あなたの一日の流れを教えてください

時間

やること

6:30

起床、朝食、支度

7:30

出勤、読書、仕事

9:00

オルタナティブスクール開始

子どもと全力で遊ぶ

14:00

スクール終了、スタッフミーティング

15:00

NPOの仕事、打ち合わせ

17:00

一般社団法人きみライトの仕事、学校訪問

19:00

帰宅、食事

20:00

きみライトのスタッフミーティング

21:30

お風呂、のんびり

23:30

就寝

WEBページ・SNSなどはありますか?

こちらをご覧ください。

https://kimi-raito.com/

ライフ

小中学生のころはどんな子どもでしたか?

基本的には明るく活発な子だと思います。
承認欲求が強く、人に好かれるようなことや人が喜ぶようなことをよくしていました(これが後ほど自分を苦しめますが)。
友達は多く、誰とでも仲良くなれるタイプでした。

小中学生のころ、好き(あるいは得意)だった教科・活動・遊びは何ですか? 

図工が大好きで得意でもありました。
アイデアがどんどん出てくる頭をしていたので作りたいものや描きたいものが次々浮かんでました。「もとりあえず始めてみる」ができたので、動きながら新しいアイデアがでてきてさらに広がる感覚がありました。
その反面、算数や数学も好きでした。答えに曖昧さがすくない気がして明確な回答を求められる感覚が好きでした。
国語は曖昧なもの(作者の気持ちを答えよ、など)に答えを求められる感覚がして非常に苦手でした。

好きなことや趣味(しゅみ)、ハマっているものについて、熱く語ってください

とにかく好きなことは食べることで、最近特に好きなのは「ヌテラビスケット」です!
ヌテラというイタリアのチョコレートクリームがあるのですがそれを固めのビスケットに挟んだ至高のお菓子です。
ザクザクのクッキーと甘く濃厚なヌテラのハーモニーが口の中で広がった時、ほっぺたが緩まずにはいられません。
最近では成城石井やPLAZAにも置かれているのもポイントです。
輸入商品だからかお値段が少し高く、なかなか手が出せないのですが、頑張った時のご褒美には最適です。
ぜひ一度お試しください。

いま熱く語っていただいたことについて、エピソードがあればお願いします

イタリア旅行をした時、露店のアイス屋さんで3,000円のヌテラアイスクリームを食べたことがあります。
後で考えるとアイスクリームにヌテラが大量に乗っているだけなので家で自分で作って食べればよかったのですが、見つけた時の胸の高まりを抑えられず即決してしまいました。

人と向かい合うときに大切にしていることはなんですか?

十人十色

「正しい」とか、「こうすべき」とか、自分の常識だけで話さないように気をつけています。
その人の価値観や考え方、持っている知識は、その人の人生を通じて積み上げられたものだと思っています。
一人一人が違う人生を歩んでいる以上、それらは違うものだと思うので、そこに対して理解を示し尊重する姿勢は大事にしています。

「絶対にこれだけはしない!」と心に決めていることを教えてください

特にない気がするのですが、、
「自分が嫌だと思う自分で居続けること」は多分できないと思います。
好きなことだけやってきた人生なので我慢して何かをし続けることは多分できない気がします。

もし過去に戻れるとしたら、やり直したい、あるいはやってみたいことはありますか? 

今の経験や知識を持って過去に戻れたとしたら、やりたいことはたくさんあります。
パッと思いつくのは、中学時代にサッカー部に入らず、海外留学をしたいです。
もっと早く違う文化や価値観に触れると同時に、語学力を鍛えておけばその先の選択肢はまた違うものになったと思います。
しかし、今の経験や知識を持って過去に戻れないとしたら、当たり前かもしれませんが、その時々で私ができる最善の選択をしてきたつもりなのでどの瞬間に戻ったとしても何も変わらないと思います。

新たにチャレンジしてみたいことはありますか?

今、一般社団法人を運営するという新しいチャレンジの真っ最中です!
今後は大阪中の学校を巻き込みながら子どもたちの探究活動を応援できる環境を作っていきたいと思っています。

これからも大切にしたい生き方の指針(モットー)は何ですか? 

頑張っているのは「反応しないこと」です。
こう聞かれたらああ答える、こうされたらああする(ムカつく言葉を言われたらすぐに言い返す)など、歳を重ねるごとに自分の考え方や行動はパターン化されてきてしまっているなと最近よく感じます。
それは、それほど考えずに生活できるので楽でもあるのですが、相手の言葉や行動に反応し、反射的に対応してしまうことでネガティブな結果を招いていることもしばしばあります。
自分はそういう人だから、と諦めることもできますが、相手の言動や行動に対して一瞬止まり、考える時間を作ることでずーっと良い対応をすることができる気がします。
これからも反応ばかりせず、一瞬止まることは大事にしたいです。

生きている間に「これだけはやっておきたい」ことを教えてもらえますか?

スカイダイビング

閲覧してくれているみなさんへのメッセージ

夢を追いかけて、理想のために活動している人は輝いて見えるかもしれません。
今の環境の中でうまくやれている人を羨ましく思うこともあるかもしれません。
でもそれだけが道じゃないと思います。

誰かをサポートしたり応援してもいいし、
今をただ楽しむことに集中してもいい、
何をしたくない時は河川敷をただ歩いてもいい、

大事なのは動いてみることだと思います。
無理に自分を肯定する必要もないし、過度に焦る必要もないと思うから、
なんとなく、気の向くままに動いてみると、いつもと違うものが見えてくると思うので、
そこからまた始めてみるのはどうでしょうか?

西山 和季” に対して4件のコメントがあります。

  1. navy006 より:

    西山さんはじめまして。
    質問があります。
    最近、仕事で1番しんどかったエピソードと、1番楽しかったエピソードを教えてください。
    よろしくお願いします。

    1. 西山和季 より:

      こんにちは!
      1番と言われると難しいですが、、
      楽しかったエピソードは
      先日、高校生が実施している探究活動を応援するイベントを開いたのですが、
      参加してくれた生徒が実施しているプロジェクトが面白くて、某ネコ型ロボットの秘密道具(空気砲)を作ろうとしてたんです。
      「何をゴールとするか、どうやったら実現するか」をそこにいた高校生、大学生、社会人で一緒に考えてたんですけど、その時はほんとに楽しかったです。
      しんどかったエピソードは
      オンラインミーティングが4時間続いた時ですかね。
      基本的に仕事は好きなのですが、さすがに4時間オンラインでミーティングすると嫌になりますね。どうやっても集中力が続かず、最後の1時間はほとんど頭に入ってなかったです。(後日聞いてなかったのがバレて軽く怒られました、、すみません)

  2. khaki009 より:

    西山さんこんにちは。
    ぼくは学校に行きたくないときや、早く帰りたいと思う時があります。
    西山さんがこどものときはどんなこどもだったのでしょうか
    いつごろ教育の仕事をしようと思ったのでしょうか?
    なぜ教育の仕事をしようと思ったのでしょうか。
    また今の仕事をしていてどんなときに良かった、うれしかったと思いますか。教えてください。よろしくお願いします。

    1. 西山 和季 より:

      こんにちは!
      僕は基本的には学校が好きな人間でした。でも思い返すと中学・高校の時は周りから好かれようと自分のキャラを作りすぎてちょっとしんどかったのに、その想いに蓋をしてたんだろうな、、と思います。
      もし昔の自分にアドバイスするなら「きみにとっては学校という世界が全てのように感じるかもしれないけど、そこは案外狭い世界だから全部上手くやろうとしなくて大丈夫。嫌われたって大丈夫。学校の外にもきみの居場所はきっとあるから、もう少し外の世界も見てみたら?」とかいうかもしれません。
      おじさんになった僕が若い頃の自分に何を言っても聞いてもらえないかもしれませんが。笑
      教育の仕事をしようと決めたのは大学4年生の時でした。小学校〜高校までで学んだこととは全く別のスキルが社会に求められていると感じた時です。社会に求められているスキルを伝えられる教育者になりたいと考えるようになりました。今はまた考え方が少し変わり、「社会に求められているスキル」ではなく「この社会の中で自分自身を幸せにできるスキル(や考え方)」が重要だと思うようになりました。
      仕事をしてて「良かった・うれしかった」と思う瞬間か、、
      たまにあるんですけど、小中高生がイキイキと探究活動をしている姿を見せてくれるんです。楽しくて仕方がないんでしょうね。自分が大事にしたいことや熱中できることを見つけて、その心に従って思い切り活動している。「あ、ここに自分がいたいと思える場所があったんだ」って心が喜んでいるように見える。そんな瞬間にたまに出会えるんです。その時ですかね。そんな環境を増やしていきたいですね。

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